新型コロナウイルスが猛威をふるい，広島県内でも感染者数が１００名を超える状況となってきました。 新型コロナウイルス感染防止の対策として，「三密」を避けることが言われています。 タカの渡り観察は屋外で行うため「密閉」状態ではありません。「密接」は多少あるかと思いますが，「密集」の状態は少ないと思われます。ただ，佐伯運動公園は，公園という公な場所で不特定多数の人が訪れています。また，運動公園がある佐伯区でクラスター感染が確認されました。 このような状況であるため佐伯運動公園で観察をされている方と協議し，非常に残念ではありますが，今シーズンの観察を中止することとなりました。 佐伯運動公園の観察は，広島県内はもとより全国的にも注目されているポイントです。しかし，新型コロナウイルス感染防止のため，ご理解のほどよろしくお願いいたします。 　　　　２０２０年４月１５日 　　　　　　　　　　　　　　広島タカの渡り研究会　事務局